虐襲3と凛辱の城 傀儡の王
虐襲3からプレイしましたが、凛辱の城 傀儡の王を立ち上げた瞬間にデジャブを覚えました……。偶然なのか、この二作は非常に似ています。まずオープニングがどちらも長く、本編までかなりのテキスト量があります。襲う側、襲われる側の違いはありますが、どちらの主人公も剣をとり戦いにでます。そして、その戦いが終結した後、主人公は異形の力を手にいれます。望む、望まないの違いはありますが、二人はそれぞれ魔物を従える身分になり、その力と地位をさずけるのはどちらも永い間いきてきた少女の姿をした人物です。一人は独りぼっちで蟲を操り生きて来たギャリコ。もう一人は魔王の城を護り、代々の魔王を世話して来たロゼット。
どちらも最初のHシーンの相手である点も共通していますが、それ以外にも共通した点として、どちらもある人物によって作り上げられた人造人間である点があげれます。
本編の流れこそちがうものの、世界感や人物の設定で共通する点、異なる点を見比べることで、本編の違いは、設定や人数の違いでしかなく、もしかしたら内容が入れ代わっていたかもしれない可能性が見えて来て非常に面白い妄想が広がります。
では各項目毎に見比べみたいと思います
比較
| 虐襲3 | 凛辱の城 傀儡の王 | |
|---|---|---|
| 立場 | 元は一国の主で、レジスタンスに追われる敗戦の将。 | 国随一の勇者で、魔王を攻める側。 |
| 力を手に入れる過程 | 自ら望み手に入れる。 | 魔王を倒したものは魔王になるという呪いから。 |
主人公は設定からして正反対。片方は希望に満ち溢れ、もう片方はわずかな希望にすがりついています。
| 虐襲3 | 凛辱の城 傀儡の王 | |
|---|---|---|
| 作り上げられた理由 | ギャリコは戯れで作られたうえ、孤独であり続ける呪いのようなものを受けています。 彼女に対しては、作った本人も愛情は無いようです。体は海水以外に対しては無敵の頑丈さを誇ります。 | ロゼッタは初代魔王の作り上げたホムンクルスで、話し相手として作られました。 実の娘のように可愛がり、とても愛されていたようです。体の作りは老いない以外はほぼ人間と同じようです。 |
| 人間慣れ | あまりにも長い間孤独だったため、人間なれは殆どしていません。 ちょっと優しくするとすぐにころっと……でもそれが悲劇の始まりだったり……。 | 400年ものあいだ魔王を入れ替わり続けさせていたので、人間の扱いには慣れているようです。 もっとも、彼女に愛情を持って接したのは初代魔王ぐらいで、その他の魔王からは人間の汚い部分しか学べなかったようです。 |
この二人違いは、2作品の違いを一番よく表しています。見た目が少女など共通点も非常に多く、そして異なる点も多い二人ですが、一番異なるのは愛情です。 ギャリコには全く持って愛情を与えられた節がない。その為、人間をおもちゃとしか思っていないところも見受けられます。しかし、選択肢によっては彼女に愛を感じさせる初めての相手となり……それが彼女にとって更に孤独を感じさせる事件へと発展してしまいます。 ギャリコエンドは必見です。
| 虐襲3 | 凛辱の城 傀儡の王 | |
|---|---|---|
| 主人公との関係 | アイラスにとって主人公は仇敵であり、決して受け入れることの出来ない相手でもあります。 職業が剣士であることもテレシアとは大きな違いです。 | テレシアと主人公は恋人同士です。ここでもまた、両作品における愛情の違いが見受けられます。 |
| 虐襲3 | 凛辱の城 傀儡の王 | |
|---|---|---|
| 登場人物数 | 少なめ。おまけに女の子の大半は死にます。血なまぐさいテキストが苦手な方は購入を控えた方がいいかも? | 多目。ただし、その分1キャラあたりのシーンは少ないので、堕ちていく過程を楽しみたい人は虐襲3の方がいいかもしれません。 |
| 世界の広さ | 島。というか城。 | 大陸。メインの活動場所は同じく城 |
登場人物数の差が世界の広さの差に繋がったといえると思います。
最大の共通点は、どちらの作品も非常によく出来ており、シナリオボリューム、分岐、内容、全てに納得の行く中身でした。片方しかプレイされていない方は是非遊んでみて下さい。
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