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運を集める簡単な方法は人を好きになる事

tag:運勢 人付き合い 人間関係 リーダーシップ 
 簡単な事をようやっと理解できた。

 先日、とあるライブハウスで、とあるバンドのフライヤーが丸められて捨てられていた。というか、その現場に居合わせた。行為自体はどうかなと思うけれども、そこまで嫌われてしまう事の方に問題を感じてしまった。

 運も何も無いと言うことかもしれないけれども、ここまで嫌われてしまうと、何かあったとき助けてくれないだろうし、いい話もまわせてもらえないと思う。誰かに何かを頼もうと思った時、わざわざ評判の悪い人を選んだりはしない。第三者の間に広がっていく評判は運そのものでは無いけれども、運の流れ方を決めているようにも思う。

 気の毒なのはバンドメンバーだ。リーダーがアホな事をやらかしたがために、リーダーシップのとり方を失敗した為に、人付き合いで傲慢になってしまった為に、同じく評価を下げられてしまっている。

 他所様と揉め事は起こさない。これは鉄則。メンバー間の揉め事は速やかに解決する。これも鉄則。その為には、常日頃から人に好かれるよう行動する事だと思う。だから、人を心から好きになっていくのだと思う。自分の事を、ごますりではなく、行動で好きと言ってくれる相手をそうそう切ったりはしない。

 奉仕は人の為ではなく、最終的には自分自身の為。最もいいバンドリーダーとは、バンドの僕だと思う。

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一切の期待をしないについて、補足

tag:リーダーシップ バンドリーダー 
メルマガの補足になります。

今回のメルマガでは、バンドメンバーに対して一切の期待をしないことが、リーダー像として望ましい一つの形なのではないかという内容でした。

これについて、少し補足しておきたい事があります。それは、一切の期待をしないのはバンドリーダーからバンドメンバーへの愛であると同時に、バンドリーダー自身への愛情でもあります。

経験を踏まえて


僕はこれまで、1回だけのライブの物も含めると、かなりの数のバンドリーダー、バンドメンバー、ミュージシャンを見てきました。幸い、その中に悪いリーダーシップの見本も何名か……ご本人達にとっては極めて不本意でしょうが。もちろん、この悪いリーダーの見本には、過去の僕自身も含みます。

悪いリーダーシップの最も典型と思われる部分は、自分から離れていったとき「裏切った!」と言いふらしてしまう所でして、これはすなわち期待の大きさの裏返しともいえます。

ですが、それは愛ではないです。

メルマガでも述べましたが、期待をしないで全てを受け入れ見返りを求めないことが愛なのであって、何かを期待している……すなわち見返りを求めている時点でそれは愛ではありません。

同時に、裏切られた事に対して怒りを露にすることで、ものすごく大きなエネルギーを消費します。期待をしないことが、自分自身の精神衛生にとっても重要であると思われる理由の一つです。

それ以外にも、怒りに任せて相手の悪口を言いふらすバンドマンも多数見受けます。仕方のないことと思いますし、自分も経験がありますし、今でもついやってしまいます。

ただ、人によってはいつまでもいつまでもその悪口を言い続ける人がいます。最近では自分の妄想が事実であるかのように悪口をひろめ、「言われている本人を知らない方」からの印象を下げることに成功しています。

しかし、同時に、「本人を知っている人物」からは「また勝手な妄想言ってるよこの人」となり、はいはいと相槌はうつものの、全く話を聞いていません。関わると面倒な相手という判断を下され、セッションの声も掛けられなくなってしまいました。

怒りに任せて行動をした結果、一番傷ついていたのは自分自身だったわけです。人を呪わば穴二つとは、こういう事でもあるのかなと。

期待は禁物だと思うもう一つの理由


期待は、バンド運営での最大の障害になりうるものの一つだと自分は考えます。

以前のメルマガで書いた「現実を見ない」という原因の一部が、期待なのではないかと思うからです。

きちんとした現状把握や、見えない部分が有るから試してみるなど、そういった計算をあまりしない……というかしようとしない。他にも、他のバンドが上手く行った方法を盲目的に真似る……これが正しい方法だと信じきる……希望や期待は現実ではないのですが、それを覆ってしまうのが厄介だなと。

そういう意味でも、期待をしないというのは運営においても重要だと思うのです。徹底的に現実を見て、分析して、最善を尽くして、失敗したときの手をたくさん用意しておく。失敗こそが大前提であり、大げさですが僕らは常に絶望の底に居ると言う認識は大事だと思うんですよ。その為にも期待や希望は全て捨てる必要があると思うんです。期待や希望によって、自分はどこか違う場所に居ると思い込んでいるからこそ、今居るところが絶望の底と言うことに気がついたとき、裏切られたって感じてしまう。

例えばの話ですが……

「○●をしたら絶対上手く行くはず」⇒失敗⇒「お前らは期待を裏切った」

こういうのは物凄くナンセンスだと思います。この場合、裏切ったのはバンドメンバーではなく、バンドリーダーでしょう。だって、お金つかわせてるのはバンドリーダーですから。

お金をつかわなきゃお金は儲けられない。それは真理です。しかし、使えば使った分だけ儲けられるという訳ではないのもまた真理。お金をつかうのは、儲ける為の道筋や準備が整ってからの話であって、闇雲に使えばいいというわけでも無いでしょう。

それが出来ないからこそ、バンドリーダーは最低限、バンドメンバーを楽しませなきゃいけないと思うんです。

その為にすることは、「楽しんでくれるに違いない」と言う半ば妄想の期待でしょうか?
それとも、「前回は笑わせられなかったから、今回はこれを試してみよう」という準備の量でしょうか……?

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リーダーシップのあり方について、とても大きなヒントの有る本

tag:書評 ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する リーダーシップ 島田紳助 レビュー 
ちょうどメルマガでバンドの常識についてなにか補則になるような本は無いかなと探していたとき、 IDEA*IDEAさんの書評に出会いました。

業界で成功している企業はほんの一握り。失敗している企業がほとんど。つまり業界の常識っていうのは「失敗している企業の常識」なんだよ

という引用部分に強く惹かれるものがあり、mixiの日記に紹介させてもらったこともあります。 で、本屋に寄る機会があったので、ついふらふらと購入してしまいましたが……買ってよかったと思います。

ちょうどバンドを脱退して、色々とあり……いわゆるバンドのしきたり的な部分での僕の理解と、 一部のバンドマンの方とのずれによるすれ違い、それによるちょっとしたいざこざに辟易としていた為でもあります。 元々「絶対」とか「常識」とか「世間」とか「世の中」という言葉がすごく嫌いだったりします。この辺りはメルマガにも書きましたが。

結局、誰かが言う「世間」はその人の経験してきた「世間」でしかなく、 話し合いにおいてその前提を取り払わない人とは会話が成立しなかったり…… こちらの提案をその人の「常識」から外れるからというだけで一蹴されたり、あるいはためしに実行したらどうなるかの予測もされなかったりで…… 僕の視点からすると、「常識」という言葉を使うことで考えることを拒絶しているようにも見えたりしました。

元々常識を信用できなかったのですが、誰かの後押しがほしかったんだと思います。 丁度、メルマガで話題に上げた直後でしたし、何か参考になるかもしれないと思って購入したのですが、 後押しどころか、リーダーシップの在り様についてもやもやと言葉が見つからなかった部分にあてはまる表現が沢山ありました。

以下は自分が蛍光ペンで線引きをした部分です。
ご購入の参考までに。

  • 資金はたくさんあるに越したことは無いが、そこは工夫の仕方で何とでもなると思う。自分の身の丈にあった、無理のない規模から始めればいい
  • サイド・ビジネスであろうと、ビジネスであるからには、金銭的にきちっと成立しなきゃいけない
  • 失敗したくない気持ちがあると、人間はどうしても周りが気になる
  • パチンコで遊びたくなる気持ちの中には、周りの人は儲かってるように見えるという真理が隠れていて、これがビジネスを始めようとする人にも共通しているという点だ
  • 今日は喫茶店という台の前に座って存したから、明日はレストランという台を打ってみようというわけにはいかないのだ
  • 成功していない人の方が圧倒的に多いのだ
  • 商売というものは、やってみないとわからないことだらけだ
  • その業界の最低限の常識はわかって無いと失敗する。そう思ってしまうのが、自然な人間の心の動きだろう。だけど、その常識にとらわれていたら、成功する店は作れない。なぜなら、その常識は、失敗している人の常識だからだ
  • 常識はずれのことをすれば、必ず成功するというわけじゃない。というより実際には、常識はずれのことをすれば、たいていは失敗する
  • ビジネスとして成立させるには、どんなに常識はずれであっても、合理的でなければならない
  • 業界の常識というものには、一般人から見れば不合理な、理屈に合わないものが沢山あるのだ
  • 成功している人は、最初から常識はずれを狙っているわけではない
  • 利益は目的でなくても、ビジネスは利益を上げない限り成立しない。そこには従業員の生活があるわけで、何度も書いているように、彼らが幸せにならなきゃビジネスをやる意味はない
  • 従業員が満足して働ける環境を整えれば、サービスの質は自然に向上し、その結果としてお客さんの満足度も高まるというわけだ
  • お客さんを感動させるような暖かい気持ちで従業員がサービスをできるかどうかは、彼らが仕事にやり甲斐を感じる職場環境を整えることができるか否かにかかっている
  • 問題は、ではどうすれば従業員満足度を高められるかということだ
  • 1つだけいえるのは。根元のところで、皆が幸せにならなきゃ意味が無いということを、経営者がいつも真っ先に考えているかどうかだ
  • いろんな規則や罰則を作って、社員をがんじがらめにしてひたすら働かせるというタイプの経営者も、まあいまどきは少ないとは思うが、まだいることはいる。そういうやり方が間違っていると思うのは、たとえそれで社員の労働力を物理的に100パーセント引き出すことができたとしても、その代わり精神面での労働力を捨てることになるからだ。精神面での労働力というのは、たとえば創意工夫する能力だ。
  • 本人の幸せと会社の業績が一致すれば、愛社精神なんてものは自然に育つ。強制なんかしなくても、従業員はプライドを持って心から会社のために働こうと思う。それはすなわち、自分の幸せでもあるというわけだ
  • 社員に身を粉にして働けというなら、経営者は身を粉にして社員の幸せを考えなければいけないのだ。それが僕流の、従業員満足度についての考え方だ
  • 人が働く理由は、もちろんお金だけではない。お金だけではないけれど、お金抜きに考えることは絶対にできない
  • 給料は従業員満足度に直接関係する。心から喜んで働いてもらうためにも、給料はできるだけ沢山払ってあげたいと思う。
  • 宣伝は諸刃の剣
  • だから僕はいつも、お客さんが自分の財布からお金を出すのだということを忘れないようにしている
  • 他と同じことをしたら駄目だということだ
  • どんな小さなことでもいいから、他とは違うことをしないといけない
  • たとえ100パーセントのコピーになれたとしても、何の意味もない。単純なコピーは、絶対にオリジナルを超えることはできないのだ
  • 若い頃は、先輩の漫才師の舞台を見ながら、失礼な話だけど「惜しいな。ここをこうすればもっと笑いが取れるのに」なんて考えていた。店のアイデアの多くも、よく似たシチュエーションから生まれる
  • 若い頃、先輩の芸人さんたちの舞台を見て、「こうすればいいのになあ」なんて失礼なことを考えていたのも同じ。食堂でもレストランでも、同じように店に入ると自然にいろんなことを考える。このシステムはいいとか、ここはもっとこうしたらええんやけどなとか。店のアイデアを考えるのも、僕の場合はエンターテイメントの延長なのだ
  • 店の場合は、客としての素直な目でお店を見ることが、アイデアの基本になる。商売をしている人はその道のプロではあるけれど、プロであるがゆえに見えていなかったり、見ようとしない部分がたくさんある
  • 世の中には100パーセントのいい人も居なければ、100パーセントの悪い人も居ない。仏頂面で働いている女の子だって、恋人の前ではきっと天使のような笑顔を見せるに違いないのだ。ではどうすれば、その人から天使のような笑顔を引き出すことができるか
  • 僕はどんな仕事でも、自分のためにやってこそ、その人の本当の力を発揮できると思っている。だから、誰とどんなビジネスを一緒にやるときでも、その人が一生懸命にやることが、その人自身のためになるように考える
  • 一度失敗したことのある人間のほうが成功の可能性は高いはずだ
  • 一緒にビジネスをするなら、こいつにだったら裏切られても仕方ないと思えるくらい好きになった人間とやるべきなのだ
  • こいつは幸せにならなあかん人間や。こいつのために何かしてやりたい。こいつを男にしたい。そう思える子が僕の周りに居て、じゃあこいつに何をさせたらいいか。こいつのダカールはどこにあるのかと考えた結果が、ラーメン屋であり、喫茶店であり、お好み焼き屋だったのだ
  • そもそも高いんやないかと僕が思ったこと自体が、すでに僕の中で、「食べた鮨の満足感」と「支払った値段」とが釣り合っていないことを意味している。客にそう思わせてしまった時点で、店の負けだ
  • 客というものは、いつも無意識のうちに、自分の感じた満足感と値段とが見合っているかどうか判断しているのだ
  • 「そんなにお金遣うてもろたらあきません。お勘定が高うなるからやめて下さい」と言うのが、店の正しい姿勢だと思う
  • そのお金には、人間の気持ちというものが載っていることを忘れてはいけない
  • お金を扱う人間は、お金に込められている人間の思いとか、稼ぐために流した汗のことを、ちゃんと意識しなくてはいけないと思う
  • お金そのものよりも、そのお金を遣ってすることに興味がある
  • 経験から言っても、儲けようとして何かをするとたいてい失敗する
  • 勝つと思うな、思わば負けよ
  • 人間には欲がある。欲があるから働く気も起きるわけで、よくそのものを否定するわけではない。しかし、よくというのは動物的な本能に近いから、どうしても目の前のものに焦点をあわせてしまう。遠くが見えない。欲に負ければ、他人のモノを手にいれる方法としていちばん手っ取り早い、奪うという方法にどんどん近くなってしまう。それじゃ、商売にはならない。商売は交換なのだ
  • 儲けばかり考えていると、お客さんだけでなく、従業員にも悪い影響を与える
  • お金以外にも喜びがなければ、いい仕事はできない
  • 僕にとってビジネスが遊びであるように、彼らにとってはそれが将来の踏み台でぜんぜんかまわない
  • 従業員との関係と、子供の教育はよく似ている。親としてどうしていいかわからないことがあったとき、僕は子供によく言っていた。「やいやい言うな。俺も親は初めてやから、わからへん。でもな、子供は一回経験してる。だからお前らの気持ちは一番わかるで。俺はお前たちを愛している。愛しているから期待はしない。自分の思ったとおりに、好きにやったらいい」親が子供に期待をするというのは、子供に親のためにがんばれと言うのと同じだ
  • 飽きるということは、つまり慣れるということで、それは人間の持っている基本的な性質なのだと思う
  • 神様の摂理といってもいいかもしれない。お金があろうがなかろうが、人は幸せに生きていける。お金は便利なものだけど、人生の幸せとは無関係なのだ
  • やろうと決めたらまずスタートすることだ
  • スタートしたら、まず徹底的にリサーチをする。どうすれば成功するか、成功するには何が必要かを考えるのだ

資金はたくさんあるに越したことは無いが、そこは工夫の仕方で何とでもなると思う。自分の身の丈にあった、無理のない規模から始めればいい

これは、いくつものバンドを見てきて素直に感じることでもあります。

CDを作るときも、キャラメル包装がどうの、ジャケットがどうの……音色とかでも、エフェクターがないからとか、 アンプを持ってないからとか……違うと思うんですよ。そんなんは余裕が出てきたら買って色々試してみたらいいと思うわけなんですよ。

お金をつかわなくてもできることってたくさん有ると思います。

背伸びして、ラジオの出演料をたくさん払ったり、CDを綺麗にするためにジャケットの印刷などにお金をかけたり、 ライブ本数をやたらと増やしたり……無理に背伸びした結果、喧嘩別れするバンドさん、たくさん見てきました。 原因はやっぱり、背伸びしたことじゃないかなと思います。。。

従業員が満足して働ける環境を整えれば、サービスの質は自然に向上し、その結果としてお客さんの満足度も高まるというわけだ

これは常々思っています。
明るくて笑顔の絶えないバンドのバンドリーダーは常にバンドメンバー第一に行動している人がほとんどです。
逆に、どこかギスギスしてるバンドのバンドリーダーは、たいていの場合ワンマンです。「俺を楽しませろ」や「お客さんを楽しませろ」とは言いますが、 「君らを楽しませたい」とは言いません。

バンドに限らず、いいリーダーシップを発揮できているグループは、とてもいい雰囲気で、活動も活発です。 楽しいから、自分からあれこれアイディアを出してきたり、自発的に行動したり……すれ違いがあっても、譲り合ったり、お互いすり合わせてくれたりで、 平和的に終わります。

一番大事なのはリーダーシップではないかなと、本当に思います。。。

愛しているから期待はしない

これが一番心に響いた一言でした。

結局、期待してしまうから、結果がついてこなかったときに裏切られたとか、努力が足りてないとか怒ってしまうわけなんじゃないかなと思います。

過剰な期待は相手にもプレッシャーになりますし、それが原因で固くなってしまったりします。

リーダーシップとしてすごく変に感じるかもしれません。結果は出さないといけませんから。 ただ、出すべき結果というものは、あくまでも目標として参加メンバーに伝えるものであって、 目標達成のために怒鳴りつけるのと手を取り合って一緒にやっていくのとでは、どちらのほうが信頼を得やすいかなという話だと思います。

経験を振り返ってみて、自分が好きになった目上の人というのは、例外なく常に最前線に立ち背中を見せるだけの人達でした。

期待されてなかったから、愛されていたからこそ、この人のためにもっと仕事ができるようになりたいって思ったのだと、 この一言を見て理解できました。これだけでも700円以上の価値が有る本だと思います。

参考

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兵は拙速を尊ぶ?

tag:バンド リーダーシップ 
すぐに結果が出ないと我慢ならないメンタリティ

 あぁ、あるなぁ。あるある。バンドでも、もの凄く良く見る光景。即戦力になってないとか、演奏技術が「今」上手くないとかそういった理由でバンドメンバーの悪口を言ってる人、沢山見てきた気がする。 ていうか、自分も過去にその手の発言をしてしまった事がある訳で。もう二度としない。

 大体、即戦力とか、今すぐに結果をとか、とにかく短期短気単騎。バンドリーダーが結果をあせって周りが見えなくなって、勢いでバンドメンバーに当たって空気が悪くなったりする元でしかないと、最近は考えてます。思考が短絡的になって、言葉は悪いけど、頭がおかしくなっちゃう。

 曰く、「メジャーデビューしたい」とか、「ファンを増やしたい」とか、「プロになりたい」とか…… いついつまでにという条件つきは良く見るけど、その期間が異様に短かったりする。

 個人的にバンド運営なんてものは、「最善は尽くす、その上で時間がかかる事」って言うのが大半だと思うわけで。演奏レベルだって、一度寝て、その日の練習を経験として体に覚えさせないと上手くはならないし、パフォーマンスにしたって、それまで見てきたライブと自分に出来ることややりたいことが解らないと思いつかない。一ヶ月の間にコピーできる曲だって限られている。

 ファンにしたってそう。
 もっとも、僕にファンがいるのかと言われれば、ま、正直いないんですが……ライブハウスでライブやって、ファンになる人数は、そのライブハウスにいた人数が上限なんだから、いきなり動員100を超えるなんて先ずない。

 発声もそうだ。結局は筋力トレーニングと運動神経でしかないので、その発声練習の効果が出るのは3ヶ月先になる。この時間は短縮できない。

企業や学生に限らず

 即戦力や、すぐに出る結果を求めたがるのは、企業や学生に限ってない気もする。

 詐欺まがいの情報商材でその手のタイトルは沢山見るし、「一日5分のトレーニングで~~」と言う見出しの書籍も山のように見る。

 いつから、この手の本が売り出されていたのかなぁって言うのは正直良く解らない。ただ、身の回りの人のせわしなさを見る限りでは、こういう体質はずいぶん前からあったんじゃないかなと。少なくとも僕が生まれる前から。

 急がば回れなんてことわざがあることを考えれば、それだけ昔からよくある話なのかもしれない。

バンドを振り返る

 少ないサンプルながら、比較的焦る人、結果をすぐに求める人が多いバンドをもう一度振り返ってみる。

 共通しているなぁと思うのは、求める「結果」に具体的な数字がない。
「とりあえず何かの結果を出す」

 具体的な数字があったとしても、現状から逆算していついつまでにここまでって言う、戦略がない。一緒にライブをやる相手の客層とか、ライブハウス以外の場所での活動とか。

 フルマラソンを走るのに、コースも決めてない、走り方も決めてない、給水ポイントも決めてない。何よりも致命的なのは、それが本当にフルマラソンで距離が42.195kmかどうかも怪しく、おまけに、自分が今までどのくらい走ったかも解ってなかったりする。

 だからかもしれないけれども、大体バンドが長続きしないし、バンドメンバーにも愛想つかされたりしてメンバーチェンジが激しい。

 逆に結果を求めていないバンドは、緩やかながらも皆延びて行ってる。
 メンバーのチェンジもほとんどないし、あったとしても引越しや出産などの本当にやむをえない事情。そして、実はそういう人達の方が「明確な目標にすらなっていない結果」を求めるバンドよりも長い距離を歩んでいたりもする。

 ライブ本数、バンドの活動期間、本人の音楽経験……演奏そのものが目的だからかもしれない。

人を育てるって言う視点で見ると

 個人的には育てるって言う行為そのものがすごく愚かしいことのような気もするけれども。

 結果を求めるタイプの人は育てると言うことと、好みの形に作り変えるって言うのを混同してる場合が多い。

 とがった部分を削ることは簡単に出来るけれども、丸みを帯びた部分を尖らせるのはとても難しい。 元々の形より大きい物はもちろん作れない。面積そのままに望みの形を作るには、一旦粉々にしないといけない。それはその人なんだろうか?

 元々生えていた松の木から種を取って、タンポポを生やそうとする行為に近い。

 木や植物、動物を育てるために、僕らができることと言えば、適切な水と、動物なら栄養。後はありったけの愛情を与えることぐらいであって、この形に育てるって言うことは出来ない。多少の散髪ぐらいは出来るけれども……拾ってきた子猫を蛇に育てることは出来ない。でも、何故かバンドマンはバンドマンに対してそれをやる。

 いや、多分バンドマンに限った話じゃないのかも。
 人間は人間に育つものって言うのは解る。でもそれは大きなカテゴリでしかない。同じ檜でも、山の北側と南側で育った檜は特性が違う。同じように、僕は僕にしか育てない。当然、隣の家にいる幼稚園児もその子にしか育たない。

 多分、これが最大の原因だと思うのだけれども……人間は自分に育つという思い込みがどこかにあるんじゃないかな。そして、その自分はきわめて美しい直線だと思い込んでいる。だから、共通する部分が少ないと排除する。

 曲がったものは曲がったままでいいと思うんだ。
 その曲がった形のまま大きくなってくれれば、例えばその形の橋を作ることが出来る。

 人と人っていうのは、四次元的なパズルだと思う。どうしようもなくいびつで、だから長所があって、短所があって、お互いを補い合うことが出来るんだと思う。

 そして、そのパズルのピースの形を予想して、上手い具合にはめ込んでいく作業こそがリーダーシップなんじゃないかなと。

 そう思います。話ずれまくりだなぁ。

参考サイト

そんな事を言いながらも

 お金をもらうってことは、つまりそういうことだよねと思ったりする自分もいたりなんかする。商品とその作り手を混同するのが原因にあるのかも。

追記

 ちなみに「兵は拙速を尊ぶ」などという言葉は、孫子には一切出てきません。原文は「兵聞拙速、未睹巧久」で、書き下し文は「兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり」となるそうです。戦争を長引かせてもいい結果にはならんので、短期決戦を心がけるみたいな意味だったはず。戦争を維持すると国力がやたらと下がる事に起因してます。そもそも、孫子は戦争は最後の手段であると最初に述べており、戦争に勝つために書かれた本ではないです。

 何がいいたいかというと拙速を尊んじゃいかんと言うことです。はい。量はこなすべきですが。鼻かんだティッシュペーパーを大量に生産して芸術だなどとほざくような行為は、拙速といえないことはないですが尊ぶべきものかは怪しいです。人事を尽くして天命を待つ、です。

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ちよろ

Author:ちよろ
大阪で活動するバンドマン。

メインはボーカル。

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蒼天
 三国志テーマにやろうぜってバンド
音歪
 オーバードライブ。セッションで俺、ボーカル。
仔猫夜叉
 陰陽座。ギターデス。

バンド履歴
蒼天
HARMONIA
MARZie-DEKKER
HARMONIA

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Mitanie Crue
邪影修羅神

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